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博士の愛した数式   

a0023548_17343125.jpg第一回本屋大賞を受賞した『博士の愛した数式』リンク先の書店員が

> 「タイガースのエース江夏豊のファンだよ」というところで思い切り泣けます。
> ここで泣けない読者は作品の面白さの半分しかわからないといって良いでしょう


とかいってるんで、きっとうちは半分も面白さがわかってないのだろう。なんでそこで泣けるのかさっぱりわからんけど、確かに泣ける小説ではあると思う。というかこのレビューかいてる人は何様なんだろうね、なんかめっちゃむかつく。ってまぁこんなんはっほっといて(だったらわざわざ書くなって)自分なりの感想でも書こうかな?

この小説、登場人物がとても魅力的。中でもやはり80分しか記憶を持続できない博士の存在感が圧倒的で、80分しか記憶を持続できない本人の悲しみもさることながら、彼の数字へのこだわりなどにとても好感を持てる。そしてこれを読むと
数字が少し愛おしくなってくるから不思議。前半はほんと食い入るように文章を読み進めた。
それほど面白かったんだろうな。

ただ後半、少し問題が起きてくるあたりから、作者の意図がちょっとかいま見えちゃった感があって、
素直に楽しめなかった自分がいることも確か。泣かせようとしてる映画を見てるときと同じ感じ?で
相手を感動させようって言う文章や、ストーリー展開のせいで素直になれんのだよね。そこがちょっと残念。
もう一度そういうひねくれた感覚を持たずに読んでみたい本だね。これはほんとおすすめ。
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by Kurt. | 2005-05-11 17:44 | Books | Top |

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