オペレッタ狸御殿 なんでこんなん観にいったんだろ?
2005年 06月 01日
映画もひさしぶりだ。鈴木清純監督だから、ある程度わけわかんないのは仕方ないと思ってたけどさ、
全く意味がわからんとは思わなかった。ってかはっきりいってうちにはクソ映画にしかみえないんだけど、
これも見る人が見れば芸術的で素晴らしいとかいうものなのかね?わかんね~な~。
悪趣味だよね。まず声、、、いくら声の専門化が作り出したとしても全くの別物だったし、歌声とかひどい
格好とかもランス悪いしなんか最低ってか、侮辱してるとしか思えないね。これはいかんよ。
様式美とかみれるのかな?って思ったらそのへんもいけてなかった。能、歌舞伎、その他色々な伝統芸能とか
ミュージカルの要素を取り込んでるけどね、どれも中途半端って感じ。由紀さおりと平幹二郎がラップ
とかしてたけど、どれもただ使ってるだけで、中途半端。やっぱりそういうものへのオマージュっていうより
そういうものを適当にやって侮辱してるようにしか見えなかった。
武の監督した「座頭一」みたいに、ミュージカル的な要素を映画にうまく溶け込ませてないんだよね。
だから失敗作に見えちゃう。オペレッタだからミュージカル映画と同じでいきなり歌いだすのはいいとしても
なんか映画に全てが溶け込んでない。独特の世界観なのはわかるんだけどさ、、、なんかこれは
好きになれなかったというか、見てて腹立たしさが残ったな。
結局何を目指したかったのか、わかんない。笑える映画でもないし、恋愛映画でもなんか適当って
かんじ?なんか嫌な感じ。この映画のために2時間と1000円を消費しちゃったことがなんかすごく
腹立たしい。個人的にはデビルマン並にひどい映画だと思う。
オペレッタ狸御殿 ・・・ ☆☆☆☆☆
by Kurt. | 2005-06-01 20:18 | Cinema | Top |