ブログトップ | RSS | Blog Top |

ミュンヘン   

a0023548_2345971.jpgミュンヘンオリンピックで起きたパレスチナのテロ組織が起こしたテロとその後のイスラエルの報復を描いた作品『ミュンヘン』監督はスティーブン・スピルバーグで、彼の社会的な面が前面に押し出された、非娯楽映画。アメリカではあまりにも忠実に再現しすぎた為に、イスラエル、パレスチナ両方から叩かれて、興行的にはあまり振るわなかったみたいだけど、これは一見の価値がある映画だと思ったよ。

まず、印象に残ってるのは銃声と爆発音。やたらこの音が強調されてた気がするんだよね。だから爆発するとわかっていてもその音のたびにびっくりしちゃうし、目を背けたくなっちゃう。

そして報復。報復の連鎖は決してなくならない。それを印象付けたのがアテネでのパレスチナ人と主人公の会話。パレスチナにはパレスチナの言い分があり、イスラエルにはイスラエルの言い分がある。この2つが交わることは決してない。だから報復は新たな報復を呼ぶ悪循環が起きる。



イスラエル側は関係者(だと思われる人)を一人ずつ暗殺していく。そしてその暗殺を手がけているのが、主人公を中心としたその道のプロではない寄せ集めの集団だが標的を確実に一人ずつ殺していく。そのうちに彼らは罪の意識を感じはじめる。「いったい自分のやっていることは正しいのか?」そう、思い始めた頃には、相手側からも自分達が狙われていることを知る。そして殺されていく。やられたらやり返す。それが繰り返され、報復の応酬は続く。

っていう感じで、ほんと感想の書きづらい映画。社会性の強い映画なだけに色々と考えさせられることは多かったし、けっこう長い時間やってたはずだけど、全然長さを感じず、すっきりと最後まで見れたので、かなりいい映画だったんじゃないかな?

ミュンヘン ・・・ ★★★★☆
[PR]

by Kurt. | 2006-03-01 23:13 | Cinema | Top |

<< バッグが欲しいけど・・・ 日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦 >>