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Lost In Translation   

a0023548_17572.jpg 前回の予告通り、今回は『Lost In Translation』を紹介。ただこれもう公開は終わっちゃってるかも、、、f^^;
 監督・脚本はソフィア・コッポラで、名監督のフランシス・フォード・コッポラの令嬢なんだけど、彼女の経歴は彼の名を必要としてないって感じで、ファッションブランドのX-Girlをキム・ゴードンと立ち上げ、フォトグラファー、モデルとして活躍、シャネル等のデザイナー、カール・ラガー・フェルドの元でデザインを学び、デザイナーとして、MILK FEDを立ち上げた。

 そして『ヴァージンスーサイズ』で監督デビュー、今作でアカデミー賞の脚本賞を受賞。どうして1人の女性にこんなに恵まれた才能と美貌を与えるのかなぁ?「どれか一つでいいからわけてよ」って思っちゃう。ほんとうらやましい限り、、、



 話を映画に戻して今作の主演はビル・マーレースカーレット・ヨハンソンで、舞台は東京。ビル・マーレー扮する落ち目のハリウッドスター、ボブと夫の仕事についてきたスカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットが異文化の中で不安と孤独に苛まれながら、互いに心を寄せあっていくというもの。
うちがこの映画を観たいって思ったのはソフィアの視点から観た東京(外国人から観た東京)というものにすごい興味があったから。『パールハーバー』とか『キルビル』とか、、、ちょっと間違ったイメージ?(日本人じゃなく中国人が演じてたり)そういうのが気になってたんだけど、そんな心配は無用だったなぁっていうのが正直な感想。ただ日本人が小さいっていうのを誇張してるシーンはあったけど(ボブのシャワーシーン)、今の日本っていうものをきちんと写し出してくれてたと思う。
日本人の英語力のなさをよく表してたCM撮影の演出者と通訳のやりとりとか、病院にいたおばちゃんは笑えたし、眠らない街新宿のネオンや、パチンコ、カラオケ、ゲーセンとか日本にしかないものが新鮮かつ魅力的に映画にはあらわれてた。

 そして忘れちゃいけないのが主演二人の存在感ビル・マーレーの存在感はほんとすばらしかった。ソフィアがこの役には彼しかいない。っていってたのも納得で、CM撮影時の困った顔とか短い浴衣を着てベッドに座ってるボブ、哀愁をただよわせて、少し情けないけど、ものすごく絵になってたなぁ。ほんと彼無しではこの映画は成り立たなかったでしょう。

そしてスカーレット・ヨハンソンの透明感も秀逸。彼女にはこの映画で完全に心を奪われたね。ピンクのパンツのどアップとかはちょっと反則でしょう。カラオケでピンクのウィッグしてたのもなんか可愛かったし、、、なにより雨の渋谷に佇む彼女の美しさはこの映画の見どころの一つだと思いますね。『ゴーストワールド』でも彼女はみてたはずなんだけど、そんときの印象は正直うすかった。でも今作でこれから注目の女優に生まれ変わったのは間違いないでしょう。いや〜ほんとすばらしい作品でした。

評価   ★★★★★ …… ソフィアの才能に敬服。必見の映画です。
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by Kurt. | 2004-06-01 15:29 | Cinema | Top |

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