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下北サンデーズ 石田衣良 ドラマじゃなくて小説ね   

a0023548_23543329.jpg ドラマがやってるらしい(うちはみたことないんだけど)、石田衣良の『下北サンデーズ』を買って読んだ。買う予定はなかったんだけど、、サイン本があったからつい買っちゃったって感じ。そんでこれが意外に面白かったんだよね。石田衣良の小説って最近はけっこうあたりはずれが激しくて、『LOVE or LIKE』の中の短編とか、IWGP(池袋ウエストゲートパーク)のⅤ『灰色のピーターパン』の表題作とか、ちょっと手抜いてるでしょ~っていうのが読んでてわかるような作品って言うのがけっこう見受けられる中、これはよかった。

 典型的なサクセスストーリーで、『アキハバラ@DEEP』と、展開もちょっと似通ってる感じがしなくもないんだけどね、でもそのベタな展開がいい感じなんだよね。その中に劇団員同士の人間関係とか、劇団の現状とかがうまく描かれてる(と思う)んで、読んでて爽快な気分。登場人物のキャラもイメージしやすかったり、実在の人物(大人計画の人たち)をパロッた名前とか
ちょっとどうなの?って思う部分もあるけど、でもこれはかなり楽しめる小説だと思う。

 ただね正直ハードカバーで買うほどの本ではないと思うんだわ。だから文庫になったら(または図書館で借りて)ぜひとも読んで欲しい小説だわ。ちなみにドラマのノベライズではないから、ドラマ見なくても楽しめる。みてたら見てたで、登場人物が頭の中でドラマの配役になって動くからおもしろいはず。そんでもって劇団をやってる人にぜひとも読んで欲しいと思うな。特にKMCさんなんかは必読っていうか読まなきゃダメ。あと関係ないけど石田衣良関連で『アキハバラ@DEEP』は来月あたり文庫になるはずなんでよかったら読んでみてね。
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by Kurt. | 2006-07-29 23:58 | Books | Top |

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