交響詩篇エウレカセブン Boy meets Girl
2006年 08月 16日
このエウレカを作ってるのはBONESって、うちが一目置くアニメ制作会社でね、ここの作るオリジナルのアニメはほんとレベルが高いの。代表作は『カウボーイビバップ』に『ウルフズレイン』そしてこの『エウレカセブン』と、BONESオリジナルのアニメには外れがないってのがうちの中の定番。(あと『ラーゼフォン』ってのもあるけど、これはみてない)しかも外注のアニメも『鋼の錬金術師』と評価の高い作品を作ってるからすごいと思う。うちは『カウボーイビバップ』でBONESを知ったんだけど、このオープニングみてやられた~って感じになったんだよね。
BONESの制作するアニメって、ストーリーとかももちろんなんだけど、音楽がほんとにいい。カウボーイビバップのオープニングもそうだけど、エウレカも音楽面ではかなり充実してる。中でも印象的なのはSUPERCARの『STORYWRITER』って曲。このアニメ見ててこの曲が流れるときは大抵泣いてる(笑)曲もほんと素敵で、今の季節にはぴったりな感じの爽快な曲なんだ。他にもエウレカには電グルをはじめとした打ち込み系のアーティストがたくさん曲を提供してたりしてるから、いいんだよね。あとね、制作者が音楽にこだわってるっていうのがよくわかるのは、エウレカの1話ごとのタイトルがほとんど音楽の曲の題名からとってるってとこからもうかがえる。といってもうちがわかったのはごく一部なんだけどね・・・。
アニメのほうはというと。すごく王道なロボットアニメで、ガンダムの系譜をひいてて、お約束な展開もわざと多いんだけど、そんなアニメの一番のテーマはBoy meets Girlなんだろうなって観てて感じる。物語を動かす大きな流れは別にあっても、みてて心に残るのは、少年の少女に対する気持ち。なんか恋っていいよねって思えるし、そういうとこで泣けちゃう。少年がささやかなことで一喜一憂したりしてるとこ見てると、懐かしいような、恥ずかしいようなむずがゆい感じがするんだけど、でもそういうのみてると胸が熱くなったりしてさ。誰でも一度は通った少年、少女時代の恋心。その懐かしさっていうのがこのアニメの一番の魅力だと思う。いや~いいアニメをほんとみさせてもらったわ。
by Kurt. | 2006-08-16 13:28 | エッセー(日記系) | Top |