3月の読書録
2008年 04月 06日
過去最低の読書量。これは書店員失格じゃないか?
今年は年100冊という目標の達成が難しいかもしれない。
・ティファニーで朝食を / T・カポーティ(村上春樹訳) ★4
カポーティの名作を村上春樹が訳した新版。読みやすいし、
ストーリーもまったく色あせない名作。映画は原作と全くの
別物。どちらがよいとかはないけど、映画しかみてない人は
原作を読んでみるといい。
・乱暴と待機 / 本谷有希子 ★4
本谷有希子の新作。これまた壊れっぷりが最高。川上未映子より、
本谷のほうが面白い!って完全に個人的な趣味の問題。本谷作品は
好き嫌いが分かれるだろうなと読んでて思うけど、一度読んでみて
ほしい。
・スーツの適齢期 / 片瀬 平太 ★4
40代以上の男性に向けて書かれたスーツの本。スーツをオシャレに
着こなしたいと思ってる人には年齢関係なく楽しめる内容だと思う。
ビスポークでスーツ作りたいとか言ってたのはこの本の影響。
・「仕組み」仕事術 / ★4
書評用に買った本。日経トレンディネットのヒットの芽に紹介。
仕組みを作るノウハウからメリットまでが網羅。けっこう参考に
なる部分が多い。
・彼女があのテレビを買ったワケ / ★4
こちらも書評用。日経MJってとこに紹介。女性の購買行動を
分析した本。自分の買い物の仕方はこの本によると女性に
近いらしい。なかなか興味深い内容だった。
それにしても、たったの5冊って…しかもうち2つは仕事の
書評のために読んだビジネス書で、1冊は新書。実質小説は
2冊しか読んでない。これはちょっとどうかと思う。
今月は山崎ナオコーラの新刊『論理と感性は相反しない』を
すでに読みおえ、三崎亜記の新刊『鼓笛隊の襲来』を読み
はじめてるところ。ナオコーラの新刊は痛快。これはいい作品。
三崎亜記のもけっこう面白いんでオススメ。
『四畳半神話大系』の文庫も控えてるし、今月は10冊くらいは
クリアしたいところ。積読中だったり、読みかけで放り出してる
本が5冊以上あるから、その辺も片付けていかないとな。
mixiより転載
by Kurt. | 2008-04-06 00:15 | Books | Top |