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カテゴリ:Books( 119 )   

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死体のある20の風景 イジマカオル   

a0023548_20135089.jpg なっちょこさんの記事を見てふと思い出したものがあったからちょっと記事にしてみる。っていうのはタイトルにもある『死体のある20の風景』という写真集のこと。光琳社という潰れちゃった出版社から出ていたもので、JAP(zyappu)という雑誌に掲載されてた女優連続殺人事件というものを1冊にまとめた写真集。出版社が潰れてるのですでに絶版。なっちょこさんの記事を見て第一に思い浮かべたのがこの写真集だった。カメラマンはイジマカオル(伊島薫)。もしかしてと思ってGOTHを探したんだけど、家にない。どこいったんだろ?誰かに貸してたっけなぁ?ってことでうちにないので調べられず。(残念)でも雰囲気もちょっと違うから別の人が撮ってるもののような気がする。

 ちなみにこの写真集ね、タイトルとか今日調べるまで知らなかったんだけど、大きな本屋とかヴィレッジ行ったとき、ふと思い出したように探してたんだよね。でも絶版になってたのか・・・それじゃあ見つからないわけだよなぁ。と、いうことなんで、これからは古本屋を探すしかないのだけど、やっぱりこの写真集は欲しいんだ。

 っていうのは、この写真を見たとき(高校生のときにどこかのヴィレッジヴァンガードで見た気がする)美しい人の死体というものが、こんなにも美しく心ひかれるものかと、すごい衝撃をうけたんだよね。(現在では実際の死をみて死は決して美しいものではないとわかってるけど・・・。)それでも、この写真集から得たインスピレーションっていうのは今でも持ち続けてて、今でも頭の中にそれが残ってるから、創作文なんかにそういうものの影響がでてきたりする。だからそのときめきを忘れない為にも、どうしてもこれは欲しい。なんでもしこの写真集を見かけたという方は連絡ください(笑)ヤフオクとかも調べてみよっと。 

(画像はうちにあるJapより ディオールを着た山口智子の死体)
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by Kurt. | 2006-07-26 20:54 | Books | Top |

最近読んだ本 これから読む本 オススメなど   

読み終わり

● ケッヘル(上)・(下) / 中山可穂 ・・・ ★4.5
感想はこちら

● 99.9%は仮説 / 竹内薫 ・・・ ★4
この新書はおもしろい。科学というのがそんなに適当なものだったとは・・・
っていうか、世の中にはゼッタイっていうものがほとんど存在しないんだって
ことに気がついた。そして世の中の見方が変わるかも!オススメの1冊。

● 八月の路上に捨てる / 伊藤たかみ ・・・ ★3
芥川賞受賞作をさっそく読んでみたんだけど、なんかこれといってグッとくるものがない印象。
自販機の缶をつめるバイトをしてる主人公が今日で職場を離れる男勝りな先輩の女性と離婚
の背景を延々と話し続ける形式。離婚前、最後のデートはなんかほほえましかったし、
ドンゴロスって響きもよかった。人と人とのつながりが壊れるってこういうことかと
少し悲しくなった。個人的には芥川賞より三島賞のほうが自分に合うのかも。

● LOVE or LIKE / 石田衣良・中田永一他 ・・・ ★3
I LOVE YOUに続く、人気男性作家のアンソロジー第2弾。前回あんなによかったのに
いったいどうしちゃったんだ?って感じでどれもいまいち。中村航とか乙一じゃなかった、
中田永一の新作もあるけど、これもまた前回に比べるといまいち。他には本多孝好、
真伏修三、山本幸久が書いてる。

これから読む予定

● 鹿島田真希 ・・・ 二匹(河出文庫)、6000度の愛(去年の三島賞受賞作)

オススメ本 (文庫)

● FINEDAYS / 本多孝好(祥伝社文庫)
● デッドエンドの思い出 / よしもとばなな(文春文庫)
● 中村航の作品 / 夏休み、リレキショ(河出文庫)ぐるぐるまわるすべり台(文春文庫)
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by Kurt. | 2006-07-21 10:07 | Books | Top |

ケッヘル 今年読んだ中で最高の小説   

a0023548_8534651.jpga0023548_854423.jpg今年読んだ小説の中で圧倒的におもしろかったのがこれ『ケッヘル』作者は中山可穂。彼女は女性同士の恋愛(ビアン)を描いた作品が多いみたいで、今回も要所要所にそういう場面があるのだけど、それ以上にスリリングな展開と、人物描写のうまさで読んでるうちにどんどん世界に引き込まれていく。

この物語は時間軸が2つあって、それが並行して進んでいく。ひとつはあることがきっかけで居場所を失った伽耶(かや)。彼女が逃避行のすえ、たどり着いた街で、ある男性と出会い。そして彼の会社、アマデウス旅行社で働いていく時間軸。そこでは次々と不可解な死が起きていく。もうひとつの時間軸は、伽耶がであった男性(遠松鍵人)の生い立ち。生まれてから学生時代に至るまでの波乱に満ちた人生が描かれていく。そしてその学生時代に起きたある事件が現代の不可解な死とつながって、ラストをむかえる。

この遠松鍵人という人の人柄と生い立ちがとても魅力的で、現実的にはありえないと思うのだけど、そこは小説の世界。天才とはこういうしてうまれるのか、と思うようなほんと波乱に満ちた人生が、読んでいくうちにうらやましく思えてくる。またある事件では心をかきむしられるような思いを読者は体感することになる。その事件はかなり衝撃的で、読んでて苦しかった。ただその事件がこの物語をスピードアップさせていったのは間違いない、後半の怒涛の展開は先が読めないし、ほんと時間を忘れて先を読みたくなってしまう。それほど魅力のあるストーリーだった。

ちなみにこの小説、モーツァルトとケッヘルが重要なキーワードになってる。ケッヘルというのはモーツァルトの曲を作った順に並べケッヘル番号というのを作った人。どうやらモーツァルト好きの人(モーツァルティアン)が、この番号で曲を覚えてるみたいで、CDのアルバムにもこの番号は記されていた。どう関連しているのかは読んでのお楽しみだけど、とにかくこの小説を読んだあとは、モーツァルトを聞きたくてしかたない。なので、数日中にモーツァルト100とかいうCDを買ってしまいそうな気がする。
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by Kurt. | 2006-07-16 09:19 | Books | Top |

芥川・直木賞候補発表   

<第135回芥川賞候補作>
伊藤たかみ 『八月の路上に捨てる』 文學界六月号
鹿島田真希 『ナンバーワン・コンストラクション』 新潮一月号
島本理生 『大きな熊が来る前に、おやすみ。』 新潮一月号
中原昌也 『点滅……』 新潮二月号
本谷有希子 『生きてるだけで、愛。』 新潮六月号


<第135回直木賞候補作>
伊坂幸太郎『砂漠』 実業之日本社
宇月原晴明 『安徳天皇漂海記』 中央公論新社
古処誠二 『遮断』 新潮社
貫井徳郎 『愚行録』 東京創元社
三浦しをん 『まほろ駅前多田便利軒』 文藝春秋
森 絵都 『風に舞いあがるビニールシート』 文藝春秋


芥川賞候補では鹿島田真希 『ナンバーワン・コンストラクション』と島本理生の『大きな熊が来る前に、おやすみ。』は読んだことがある。たまたま新潮の1月号に舞城王太郎の『パインデットハウス』がのってたから、うちの上司から借りてたんだけど、『ナンバーワン・コンストラクション』は凄くよかった気がする。本でたら買おうと思ってたくらいなんで、かなりオススメ。島本理生のほうはそんなでもなかったかな?他のは読んだことないのでなんともいえない。

直木賞候補だと、やっぱ本命は伊坂さん。って単に伊坂さんファンだからそういってるだけだけど、でも『砂漠』って、個人的にはあんまり評価が高くないから、これで取られても微妙って感じはする。まぁとってほしいことには変わりないんだけど、ただ発売元が実業之日本社って文藝の出版社じゃないからちょっと微妙かな?って感じがするわ。両賞とも発表は七月十三日。
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by Kurt. | 2006-07-05 23:29 | Books | Top |

夏の文庫が暑い! Part.2 角川&集英社文庫   

好評だった(って勝手に解釈してる)夏の文庫が暑いPart.1に続いて、Part.2をお送りいたします。今回は角川文庫&集英社文庫。角川文庫は先々月のダヴィンチ・コードの発売から調子がいいってことで、角川文庫から紹介。

角川文庫は毎年恒例の『発見。角川文庫』っていう夏のフェアをやってて、フェアの帯がついてる商品を2つ買って、携帯でIDを贈ればもれなくビニールのブックカバーがついてくるっていうキャンペーンをやってる。去年も乙一のGOTHが上下巻だったんで、それでカバーをもらったんだけど、今年も2冊ゲットしてさっそく応募しといたんで、そのうちブックカバーが届くはず。

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前置きはそのくらいにして、角川文庫は先々月の『ダヴィンチ・コード』に続いて、その前作にあたる『天使と悪魔』を文庫化。こっちも上中下と3冊で構成されてるんで、ダヴィンチ・コードとセットで買うと、もれなくカバーが3枚もらえるという(そんなにいらないって?)お得な状態になっている。さらにもうすぐ映画が公開される宮部みゆきの『ブレイブ・ストーリー』もこれまた上中下の3巻になってたりするんだよね。個人的にはどれも上下の2巻にしてくれたほうがありがたかったのだけど、まぁもちはこびに便利っていう意味ではいいのかもしれない。『ブレイブ・ストーリー』は角川スニーカー文庫からも出てて、こっちは4巻。少し低年齢層向けになってるんで、あまり本を読まない人はそっちのほうが読みやすいかも(ちなみにどっちも内容は全く一緒)

さらに角川文庫はあさのあつこが描く人気シリーズの『バッテリー』の5巻が文庫化。まだ読んだことない人は5冊大人買いをおすすめ。もともとは児童向けの小説としてかかれてたんだけど、これは大人が読んで涙すること間違いなし。すごくおすすめの1冊。さらに角川でおすすめはもうひとつあって、それが乙一の『失はれる物語』、乙一の短編集で、なんか読んだことあるのがいくつかあるなって思ってたら、初出は角川のスニーカー文庫だったりする。透明感があり、物悲しい彼の短編はどれも秀逸。夏の夜の少しせつない感じ?にぴったりくる小説だと思う。

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角川が長くなっちゃったから集英社はさらっと流す感じでいこうかな?おすすめはしないけど、芥川賞受賞作なんで紹介。金原ひとみが史上最年少で受賞した作品『蛇にピアス』が文庫化された。芥川賞をとった作品って、すごく短いから、大抵の場合は受賞作品プラス書下ろしで1冊にするってパターンが多いんだけど、今回は『蛇にピアス』の1作しかないんで、とっても薄い。ほんとすぐに読み終わると思う。個人的に金原ひとみの小説は読んでても、わかってもらえなくていいから、みたいなスタンスで描かれてるから読んでてイライラする。だからこの作品が何で芥川賞とったのか?うちには理解できないんだよね。でもまぁ文庫になったんでとりあえず読んでみてはどうかな?

ってな感じで、Part.2も終了!個人的に興味のあるものしかあげてないので、本屋にいったら他にもいいものがいっぱいあるはず。暑い夏は涼しい本屋に足を運んでみては?
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by Kurt. | 2006-07-02 14:03 | Books | Top |

夏の文庫が暑い!Part.1 新潮文庫編   

7月の文庫は夏の文庫フェアの影響もあって、各社ともいいコマをそろえてて、ほしい本がいっぱい。
ってことで出版社別に注目の文庫を紹介。いいのが多すぎてだんだん積読状態になってきた。a0023548_10481367.jpga0023548_10483271.jpga0023548_10484378.jpga0023548_10485453.jpg
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では、まずは新潮文庫から。新潮文庫で一番の注目はなんといっても『重力ピエロ』伊坂さんのファンの間で最高傑作の呼び声が高い作品がとうとう文庫化。文庫化に当たっていろいろ改定が加えられてるみたいなんで、ソフトカバー版を読んだ人ももう一度読み返すチャンス!伊坂幸太郎の名を知らない人も、知ってる人も、この作品を読まずして伊坂幸太郎の名を語るなかれって感じなんで、ぜひとも読んで欲しい小説。つまらないなんてことはありえないかた(その辺は責任を持っておすすめでる)とにかくこれは買って読んでみて。ちなみにうちが最初に出会った伊坂作品はこれ。

新潮文庫は他にも、江國香織の直木賞受賞作『号泣する準備はできていた』とか、谷川俊太郎の詩集『夜のミッキーマウス』、重松清の『小さきものへ』、よしもとばななの『ハゴロモ』、そして吉田修一の『東京湾景』といった強力ラインナップ。吉田修一の『東京湾景』はドラマのひどいイメージがあるかもしれないけど、あれは全くの別物なので気にしないで。あと谷川俊太郎さんって鉄腕アトムの歌の作詞をしてたって知ってた?って今回の詩集には何も関係ないね・・・

ってな感じで今月の新刊はおすすめがいっぱい。さらに新潮文庫の100冊っていう夏恒例のフェアがあって、このフェアの帯のついてる作品(新刊には全部ついてる)を2冊買って帯のプレゼントマークを送ると、送った人全員にYonda?マスコットがもらえるんで、今月の新刊2冊買えばマスコットがもらえる。はがき代はかかるけど、でもかなりお得。これは買うっきゃないね。(って別に新潮社の回し者ではないのであしからず・・・)
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by Kurt. | 2006-06-28 10:44 | Books | Top |

読んだ本、読みたい本   

読了
● ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を/菊地 敬一 ★4
ヴィレッジ・ヴァンガードの創業者・菊地 敬一のエッセイ集。創業当時の様子や書店の
裏話などが書かれていて、書店員のはしくれの自分は読んで大変ためになった。うちが
本にはまりだしたきっかけは地元のヴィレッジだし、自分の好きな作家さんの本も全て
ここで発掘した。(伊坂さんに、舞城、保坂和志)だからいい勉強になったなぁと素直に
思った本だった。

● ひとがた流し/北村薫 ★4
朝日新聞で連載されてた小説の書籍化。発売は7月7日予定。プルーフ(製本見本)を
読んだんだけど、なかなか秀逸な作品。40代の女性3人は幼馴染で、お互いを思いやり
ながらそれぞれの人生を歩んでる。その女性の子供や旦那さん、いろんな人の視点で物語が
構成されてて、小さなエピソードがあつまってひとつの話になっている。人と人のつながりとか
接し方、人を思う気持ち。そういうのがすごくうまく描かれてて読後感もすっきり。読んで
よかった~と思える小説だった。

● ソウルトレイン/石原まこちん ★2
漫画家の石原まこちん(The 3名様の原作者)初の小説。フリーターの妄想&恋そして挫折。
とても読みやすい感じだけど、内容はちょっと薄いとおもう。ちなみにこれもプルーフをもらった。
とはいっても、もう発売されてるんだけど・・・

これから読む予定
●少女七竈と七人の可愛そうな大人/桜庭一樹 プルーフをもらったので(6/30発売)
●俺が近所の公園でリフティングしていたら/矢田容生 同上(発売中)
●ザレゴトディクショナル/西尾維新 戯言シリーズの制作秘話など

購入予定
●バッテリーⅤ/あさのあつこ 名作バッテリーのⅤが文庫になった。
●失はれる物語/乙一 バッテリー同様角川文庫から発売
●灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークⅣ/石田衣良 人気シリーズ最新刊
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by Kurt. | 2006-06-24 00:52 | Books | Top |

ゲド戦記 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ   

a0023548_17225676.jpg●ゲド戦記Ⅰ 影との戦い
●ゲド戦記Ⅱ アースシーの風
●ゲド戦記Ⅲ 最果ての島へ

今月はじめ、ゲド戦記の全巻セットを自分への誕生日プレゼントって言うことでゲット。宮崎駿がものすごく影響を受けているということで昔から、すごく欲しいと思ってたんだよね。今回、宮崎駿の息子、宮崎吾郎監督が映画化、ってことで、それを見る前に読んでおこうと思ってついに重い腰をあげることに。でもこれ岩波からでてるから高い。映画化前に文庫化とかすれば、ダヴィンチ・コード並に売れそうなのにね。岩波書店って旧態の出版社だからさ、そういうとこ全然ダメ。

そんでもって、映画の予告を見る限りではⅢ巻の最果ての島へって言うのを中心に作られてる感じ。ただテルーっていう女の子は読んでた限りではでてきてない。ということは、4巻以降にでてくるのかな?だから小説と映画は完全に別物と思ってみたほうがいのかもね。なんか原案をみると宮崎駿の『シュナの旅』(これもかなりの名作!)になってるから、そのへんをうまく組み合わせて脚本ができてるのかもね。

それにしても、映画の予告編の音楽、映画館で耳にするたびなんか心に染み入るっていう感じが
するんだよなぁ。この曲はかなりヒットするのでは?とかどうでもいいことを思ってみたり・・・

ちなみに小説は思ってたよりのめりこめてない。同じファンタジーだったら、ブレイブストーリーとか指輪物語(LOTR)のほうがおもしろかったような気がする。ナウシカとかかなりこの作品の影響を受けてるってことだったから、もうちょっとダークな雰囲気だと思ってたんだけどなぁ。なんかちょっと違ったわ。
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by Kurt. | 2006-06-18 17:42 | Books | Top |

最近読んだ本 これから読む本   

読了
竜宮 / 川上弘美 ・・・★★★☆☆
彼女の小説読むにはかなりの力を要するような気がする。というかこの小説読むのにだいぶ力を使った気がする。そう感じるってことは彼女の小説苦手なのかも。でも神様の熊の話は好きなんだよなぁ。

イッツ・オンリー・トーク / 絲山秋子 ・・・★★★★☆
絲山さんのデビュー作。解説がなんとわたしの上司(直属のではないけど)小説に出てくるようなタイプの女性は正直好きじゃないけど、この小説の雰囲気はかなり好き。絲山さんは今後も注目していきたい作家さんですね。とかいいつつ芥川賞受賞作の沖で待つをいまだに読んでないのです。

ZOO 12 / 乙一 ・・・★★★★☆
乙一のホラー個人的に初体験。彼のライトノベルといい、この作品といい。GOTHといい、かなりアレな感じが漂っててうちはすごく好き。ダークファンタジーって感じの話が多くて、ちょっとぐろかったりもするけど、ストーリーの展開のさせ方とかほんとにうまくて読みやすい作家さんだと思う。もうすぐ新作がでるんで、それも楽しみ。

読みかけ
蛇を踏む / 川上弘美
表題作は読み終わったとこ。なんか重いのです。いまの気分ではないのでちょっと放置。

ブレイブストーリー 上 / 宮部みゆき
夏にアニメ映画が公開されるのを前に文庫化。これ文庫化されるの待ってたんだよね。個人的には
初の宮部みゆき作品。映画の予告を見る限りではかなり面白そうだったんで、小説も期待大。ちなみに
文庫化に当たって、角川文庫と角川スニーカー文庫から同時発売っていうおもしろい試みをしてる。
スニーカーのほうには挿絵とか入って全4巻。普通の文庫は全3巻となってる。もちろんうちは
普通の方を買ったよ。挿絵とか別にいらないからね。
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by Kurt. | 2006-05-26 00:58 | Books | Top |

陽気なギャングの日常と襲撃   

a0023548_22553223.jpg伊坂さんの最新作でもうすぐ公開される『陽気なギャングが地球を回す』の続編となる、

『陽気なギャングの日常と襲撃』

祥伝社から発売になったんでさっそく買って読んでみたよ。ちなみにこの本は今日発売。仕事帰りに買ったんだけど、つい家に帰って来てからも読んじゃって、あっという間に読み終わっちゃった。しかも翌日にもう1回読み返しちゃったし、とにかく面白い最高の小説だよ。今回の小説は諺(以下参照)がところどころにでてくる。この諺は伊坂さんが作ったんじゃないかって思うんだけど、ほんとにある諺なのかなぁ?ちなみにその諺が前作の銀行強盗4人組(成瀬、響野、久遠、雪子)が個々に登場する短編小説のタイトルになってる。そして彼らが個々に巻き込まれてる事件が全員の登場する長編で見事にリンクする伊坂マジックが炸裂する。

「巨人に昇れば巨人より遠くが見える」 成瀬

「ガラスの家に住む者は、石を投げてはいけない」 響野

「卵を割らなければ、オムレツをつくることはできない」 雪子

「毛を刈った羊には、神も風をやわらげる」 久遠


続編を読んでみて思ったんだけど、やっぱり映画の出演者とこの小説の登場人物とはイメージが違いすぎる。特にかけ離れてるのは響野=佐藤浩一だね。ほんとね、頭に浮かんでくるイメージと全く合わないんだよなぁ。加藤ローサの祥子も全く合わないけどねって若すぎるからもう別物!ってまぁ映画と小説はべつものって考えなきゃだめなんだけどさ・・・やっぱ自分の思い入れのあるものが映像化されるのは自分のイメージとかけ離れてる場合が多いからなんか嫌だからねぇ。

映画も楽しみだけど、この小説ぜひともたくさんの人に読んで欲しいな。そしてクールな彼らのセリフなんかをまねしちゃったりするのもいいかもね。ただし銀行強盗とかまねするのだけはやめたほうがいいと思うよ。腕が後ろに回っちゃっても責任取らないからね。
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by Kurt. | 2006-05-08 23:09 | Books | Top |