クローサー「Hello,Stranger!」 そして今の自分
2005年 06月 01日
ブログのタイトルまで変更しちゃおうと思ったくらい、この言葉好きだな。ってことで画像下の
コメントにしちゃった。ってわけで、みてきた映画クローサーほんとよかったわ。
友達の家に滞在してたことがあるからロンドンってなんか親近感がわくっていうか好きなんだよね。
ただイギリスにしては珍しく汚いところを映してないって感じ。だから見ててイギリスだって気が
つかなかったんだよね。
そして赤い髪のナタリー・ポートマン。きれいだわ~。やっぱ彼女のこと好きだな。逆に大嫌いな
ジュリア・ロバーツ・・・やっぱり嫌な感じ。ってこれは趣味の問題か、、、(笑)出てくる4人の中でも
キャラ的にこういう人間はあまり好きじゃないかも、、、
ストーリーはほんとオトナの恋愛っていう感じで、子供のうちにはさっぱりわからない世界だったな。
愛ってなに?真実が関係をこわし、嘘がそれを取り繕う・・・こんな切ない愛の形はうちには理解できない。
セックスがそんなに重要?どうしてそこまでこだわるのか?そして愛がさめる瞬間って・・・うちには
やっぱりわからなかったな。
でもいいって思ったのは人って生きてる限り、みんなどこか醜く、そして弱い、出演者みんなが
そういう感じだったから、リアルな人間の感覚に惹かれてたからだと思う。
個人的にはナタリー・ポートマンに感情移入してみてたけど、自分に一番近いのはジュード・ロウ
だった。っていうか自分はまさにあの映画の彼だった。すごく不器用で、嘘がつけない。一緒にいる人を
愛してるといいながらも、すぐ人に惹かれ、そのことで相手を傷つけているという感覚が欠如してて、
自分の気持ちをうまく表現できない。自分では純粋だと思っているけど、ただ精神的に幼いだけ。
まさに今の自分そのままっていう感じ。そんなんだから彼女に見限られるんだよね。自分が100%
悪いんだけどさ、、、って話がそれたね。
映画を見ててなんかね、ほんと最初嫌なやつだなぁ~って思ってみてたんだけど、、、最後はなんか
ちょっと哀れに思ったり、、、って自分と重ね合わせてみたら会われでもなんでもなく自業自得だよ
って思ったけど、、、
現実の自分とこんなに重なる映画っていうのもはじめてだよ。どれだけ自分がひどいかっていうことを
見せ付けられた感じ。でもほんと素敵な映画だった。
クローサー ・・・ ★★★★☆
by Kurt. | 2005-06-01 23:23 | Cinema | Top |