ティム・バートンのコープスブライド
2005年 10月 28日
先週の土曜から公開されてるみたいだけど、チャーリーとチョコレート工場とは違って人気もいまひとつみたいだね。
チャーリーを見に行ったとこと同じ有楽町で見に行ったんだけど、チケット売り場はやたら込んでたにもかかわらず
映画館はガラガラ。まぁすいてるにこしたことはないんだけどね(ちなみに混んでたのは消しゴムがどうたらとか
いう韓国の映画。水曜に行ったからなのか映画館に並んでたのはおばさんばっかだったんだよなぁ。
映画のほうはどうかというと、一緒に行ったパートナーはちょっと感動したっていってた。うちはそういう感情が全く
わかなかったんだけど(ほんと血も涙もないって言われる始末)それでも映画はおもしろかったよ。っていうより、
クレイアニメの造形がティム・バートン特有の感じでよかったのと、チョコレート工場同様に音楽が最高だった。特に
ボーンジャングルズの歌う歌とかがよかったねぇ。ちなみにこの音楽もチャーリーのときと同様ダニー・エルフマンが
担当。ボーンジャングルズの声もダニー・エルフマンがやってるとのことだったから本人が歌ってたんだと思う。
あと声といえば主人公のビクターの声はジョニー・デップなんだけど、みてたらそんなこと完全に忘れてた。
この映画ってみかたによってはティム・バートンの自伝的映画?って感じが見ててしたんだよね。っていうのは
ティム・バートンって、リサ・マリーと結婚してわかれて、今はヘレナ・ボナム・カーターと結婚してる(籍はいれてない)
だから主人公ビクター:ティム・バートン、間違って結婚してしまった死体の花嫁コープスブライド:リサ・マリー、
本当の結婚相手ヴィクトリア:ヘレナ・ボナム・カーターっていう変なみかたもできちゃたり。
でもそんなみかたははっきりいって邪道(だったらいうなって)クレイアニメは1秒とるのに12時間くらいかかるそう
なんで、その辺の苦労を考えながら造形の美しさ、そしてティム・バートンのユーモアなんかを楽しむといいと思う。
チャーリーほどはおもしろくないけど、でもなかなかいい映画だったよ。
by Kurt. | 2005-10-28 22:34 | Cinema | Top |